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金属工芸「鍛金」を主にした造形を行うアトリエ、『ARTIS(アーティス)』へ行ってきました!

みなさんこんにちは!大塚新聞の黒田です。

実は、大塚には「鍛金」という技術を使い、インテリアや生活用品などの製作を行なっているアトリエがあるのをご存知でしょうか。JR大塚駅、北口から徒歩3分ほどの場所にある、「ARTIS(アーティス)」さんがそう。今回は、こちらにお邪魔してきました!

大塚新聞
「こんにちは〜!」

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鮫島さん
「こんにちは、ようこそいらっしゃいました!」

こちらが「ARTIS」の鮫島貴子さん。東京学芸大学美術学科で「鍛金」の技法に出会い、1995年にこちらの工房を設立されました。

工房開設当初より、
「空間に即したインテリア、エクステリアオブジェの特注制作」
「照明、オイルランプ、時計、酒器などのオリジナルプロダクトのデザイン、制作、販売」
「クリエイティブコース〜金工教室 鍛金、彫金中心」

を、活動の三本柱にしているそうです。

大塚新聞
「鮫島さん、まずお聞きしたいのですが『鍛金』ってなんですか??」

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鮫島さん
「『鍛金』とは、金鎚や、『当て金(アテガネ)』と呼ばれる鉄の道具を使い、金属を叩くことによって加工していく技法、文字通り“金属を鍛える”ことです。金属って、熱すると柔らかくなるんですよ。この工房では銅板をメインで使っているのですが、銅の場合は600度くらいで柔らかくなります。(それをなますと言います)で、打つとまた硬くなる。何度もなます、打つという作業を繰り返しながら形を変えていくんですね」

大塚新聞
「へえ!」

鮫島さん
「銅の場合は“酸化被膜”といって、銅はなますと黒くなり(酸化被膜)それを希硫酸に浸けてきれいにする。これを酸洗いと言います。打つと硬くなるので、またなますという作業を何度も何度も繰り返してオブジェなどを制作しています」

大塚新聞
「楽しそうですねえ! 鮫島さんにとって、『鍛金』の魅力はどこにありますか?」

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鮫島さん
「やはり、1枚の金属板を、自分のテクニックで様々な形に変えていくことですかね。『ARTIS』の基本コンセプトが、『時代を超えて生き続け得るものづくり』『生活空間に、そして生き方に潤いを提案する』の2つなのですが、鍛金で作ったものは、誤って壊してしまっても、修復が可能です。また、高価な金型も必要がなく、金鎚と当て金があれば、様々な形にすることができます。本当に必要なものを大切に作り、大切に使う。サスティナブルで環境にやさしいものづくりだと思うのです」

大塚新聞
「素晴らしいですね! しかも、ここでは『鍛金』の技術を学ぶ教室も開いているんですよね?」

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鮫島さん
「はい。火木土に定期的に教室をやっています。生徒さんは今、20人くらい。20代から70代まで、幅広い年齢層の方々が参加されています。以前は若い女性の方が多かったのですが、最近は男性の方も増えて、半々くらいになりました。将来的にアーティストを目指している方や、美大を卒業してアトリエを探していた方、それから趣味でやられている方まで、目的も様々です」

大塚新聞
「楽しそう! ワークショップみたいなことはやっていますか?」

鮫島さん
「実は、今年3月25日に『春休みちびっこ金属工芸イベント〜お父さん、お母さんとつくる銅のネームプレート〜』と題したイベントを開催しました。第一回目の試みだったのですが、おかげさまで定員に達し、大変ご好評をいただきました」

大塚新聞
「ネームプレートですか! いいなあ。あ、僕はビールが大好きなので、ビアマグが作りたいです!(笑)」

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鮫島さん
金属で作ったビアマグで飲むと、本当に美味しくなりますよね。イオン化傾向のため、とも言われていますが、泡がクリーミーになりますし。それに金属って熱伝導があるから、冷たいビールを注ぐと、冷たいままずっとキープしてくれるんですよね」

大塚新聞
「うわあ、そんな話をしてたらビールが飲みたくなってきた……」

鮫島さん
「(笑)。以前、様々な種類の金属でぐい吞みを作って、お酒の飲み比べをしてみたことがあるんですが、銀のぐい吞みで飲んだら3000円くらいのお酒が10000円くらいにグレードアップした気がしましたよ」

大塚新聞
「おおお、それはもう、ぜひやりましょう。どこかお店を借りて、お酒と絡めた『ぐい呑を作るワークショップ』なんてやったら楽しそう。大塚は日本酒の街ですし!」

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鮫島さん
「いいですね! 実はぐい呑やマグカップって、時間や金額が少々かかってしまうのが難点なんですが、なんとか工夫して、是非とも実現したいです」

大塚の飲食店のオーナーさ〜ん! ご興味のある方は是非、大塚新聞かARTISの鮫島さんにご連絡くださいませ〜!(笑)

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最近、僕も「絵画教室」に通い始めたのですが、日頃の何やかやを忘れて無心で絵を描くのって、すごく楽しいしストレス発散になるんですよね。これを読んでくださっている、「ものづくり」に興味のある方、是非一度「ARTIS」さんのアトリエに気軽に足を運んでみてください。

というわけで鮫島さん、今日はありがとうございました〜!

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「ARTIS(アーティス)」
http://atelier-artis.com

〒170-0004
東京都豊島区北大塚2-16-4
TEL:03-3576-9534
FAX:03-3576-9535

教室の案内は、こちらまで
http://atelier-artis.com/f-creative-jp.html

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