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“植物のある暮らし”をサポートする、「エンジョイボタニカルライフ推進室」のプロジェクトマネージャー、「ビリ」こと氏井暁さんに会ってきました!

みなさん、こんにちは!

以前『大塚新聞』で紹介したシェアアトリエ、「日の出ファクトリー」を拠点に活動する、「エンジョイボタニカルライフ推進室」のプロジェクトマネージャー、「ビリ」こと氏井暁さんにお話を訊いてきました。
「エンジョイボタニカルライフ」って一体何? って思った方がほとんどだと思います。「ボタニカル」とは「植物の、植物学の」という意味ですから、“植物との暮らしをエンジョイしましょう!”ということだと思うのですが、ではでは、実際どんな活動をされているのでしょう……?

大塚新聞
「こんにちは〜!」

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ビリさん
「こんにちは! お待ちしてましたよ」

大塚新聞
「お、可愛いガジュマルがたくさんいますね!」

ビリさん
「そうなんですよ。こちらのガジュマルを使って今度ワークショップを開く予定があるんです。

大塚新聞
「へえ! どんなワークショップですか?」

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ビリさん
「ガジュマルって、みなさんインテリアショップや園芸店でもよく見かける植物だと思うんですけど、パッと見は頑丈そうに見えても、実は根っこを見てみると、しっかり根付いている子もいれば、そうじゃない貧弱な根っこの子もいて。
実は、根っこの成長と葉っぱの状態は比例しているので、葉っぱを見ればどれだけ根が充実しているのが分かる。なのでワークショップでは、単に水やりの仕方だけでなく、お店に並んでいる鉢植えの中からどれを選べば良いのかとか、植え替えをする場合にどんなことに気をつけたらいいのかとか、実際に体験してもらいながら理解していただくようにしています。そうしないと、ただ買って持ち帰っても、どう育てたらいいかわからない。とりあえず日向に置いて、毎日水やればいいのか、みたいな。ほとんど義務化してしまう。それって面白くもないし、続かないですよね」

大塚新聞
「確かにそうですね。僕も、買ってきたはいいけど、なんとなく水やりしているうちに、いつの間にか枯らせてしまったこと、何度かあります……」

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ビリさん
「きっと、そういう経験されている方多いと思うのですが、せっかく『部屋の住人』となった植物たちですから、どうやったら長く一緒に暮らしていけるか、楽しく育てていくための方法を、みんなで考えていくようなワークショップを目指しています」

大塚新聞
「そもそも『エンジョイポタニカルライフ』というプロジェクトは、どんな活動なのですか?」

ビリさん
「平たく言えば、『植物のある暮らし』の楽しさを伝える活動を、公共的に行なっているプロジェクトです。園芸が主体かというとそうではなく、園芸を媒介に“人と人とのコミュニケーション”や、“人の生活が豊かで楽しくなるようなコンテンツ”を発信するのが目標です」

大塚新聞
「具体的には?」

ビリさん
「今、お話ししたようなワークショップの他にも、個人宅の観葉植物のケアをしたり、ベランダをまるまるプロデュースさせてもらったりしています」

大塚新聞
「植物の知識はどのように学んだのでしょうか」

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ビリさん
「完全に趣味の延長ですね(笑)。農業系の学校にも行っていませんし、好きだから自分でネットなどを利用して調べ、情報と情報をつなぎ合わせながら学んでいったのが一つ。あとは、実際の植物を相手に試行錯誤を繰り返しながら学んだのが一つ。それと、僕が個人で立ち上げたFacebookのコミュニティを通して知り合った人たちと、情報交換しながら学んだことが一つ。もともとは僕のような、素人園芸家の集まるコミュニティにしたつもりが、いつのまにか業界のすごい人たちが集まってくださって(笑)。オフ会など頻繁に開いているうちに、色んな繋がりができたのは大きかったですね。

大塚新聞
「独学の情報集め、トライアンドエラーによる試行錯誤、そしてベテランの人たちからの情報。この三つをベースに学んでこられたわけですね。日の出ファクトリーを活動拠点にしている理由は?」

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ビリさん
「以前、目白のギャラリーで植物を使った個展をやらせてもらったことがあって。それを、たまたま見にきてくれたのが、日の出ファクトリーの中島さんだったんです。そこで声をかけてもらって、意気投合してその日のうちに飲みに行って親しくなって(笑)。それで、『近々シェアアトリエをオープンする』という話を聞いたので、『是非、登録させてください』と、その日のうちに決めてしまいました」

大塚新聞
「すごい行動力! じゃあ、最初は大塚とは特に繋がりもなく?」

ビリさん
縁もゆかりも全くなかったです。最初は全然人が集まらないし、1日中僕1人っていうこともしょっちゅうあったんですけど、同じフロアにあるキッズルーム「グレートキッズ」から聞こえてくる子供たちの声が気になっていて、ちびっこ向けのコンテンツとして、『ボトルアクアリウム』を作るワークショップを考えたんです」

大塚新聞
「『ボトルアクエリウム』ってなんですか?」

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ビリさん
「ボトルの中にビオトープを簡易的に作ったものです。実はこれ、2016年の7月から水も交換していないし、掃除もしていないんですよ。中にはアカヒレという魚とエビと貝、それから水草が入っているだけ。たまにアカヒレに餌を与えるだけで、水草が光合成で酸素を生み出し、エビは魚の食べこぼしを食べつつ、毛足の長くなった藻をトリミングしてくれて、貝がガラスに付着した藻を舐めとってくれる。この中で、生態系が出来上がっているんです」

大塚新聞
「うわあ、楽しそう。こんなの、ちびっこたち大好きですよね?」

ビリさん
「そうなんですよ。効果てきめんで、ワークショップには子供たちがたくさん集まってくれた。それをきっかけに、そのママさんたちにも活動を知っていただき、徐々に口コミで広がっていきました」

大塚新聞
「へえ! 素晴らしいですね。最近は、どんなワークショップ〜イベントをおこないましたか?」

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ビリさん
無印良品池袋西武さんとコラボして、『手のひらで四季を楽しむ小鉢をつくろう』というワークショップを7月に開催しました。四季の移ろいを知らせてくれる紅葉の苗を、手のひらサイズの小鉢に植替えながら、育て方のコツをみんなで楽しく学ぶというもので、当日は端材を活用した台座や器をペイントするなど、D.I.Y.要素も盛り沢山にしました。
また、8月6日には小泉硝子製作所さんにご協力をいただいて、テラリウムやインテリア雑貨として硝子を活用した硝子×植物なアイテムの企画展も開催しました。会場では小泉硝子製作所 茨城工場での製造過程の“映像と音”もお楽しみいただけるほか、ご近所の人気カフェ『riddle. Coffe & Bar』のアイスコーヒーや、かき氷を販売し、ご好評をいただきました」

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いいですねえ。植物が暮らしの中にあると、なんだかホッとしますもんね。単に水をあげるだけでなく、感謝の気持ちを持って、コミュニケーションするような気持ちで大切に育てたら、自分の気持ちや暮らしも豊かになりそう。なんだか、また植物を迎えたくなってきました。今度は枯らさないよう、大切に育てます。ビリさん、その際は相談に乗ってくださいませ〜!

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