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「傷つくことを恐れない!」 全国155万人の引きこもり予備軍にエールを送るシンガー・ソングライター、イロメガネのワンマンライブが大塚であります!

大塚には素敵なライブハウスがいくつもあるのですが、来たる9月9日に「大塚Hearts+」にて「イロメガネ」というアーティストがワンマンライブをおこないます!

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「イロメガネ」とは、シンガー・ソングライター東 亜優(ヒガシ アユ)さんのソロ・プロジェクト名。今年5月にセカンド・アルバム「37.2℃」を全国リリースしており、今回はそれを引っさげてのライブとなります。

「大塚Hearts+」といえば、以前、「ギターウルフとゆるめるモ!のツーマンライブ」を開催したライブハウス。しかも東さんはここで、定期的に自主企画イベントをおこなっているそう。

大塚と少なからず縁があるということで、早速お会いしてお話を聞いてきました。今回は、『大塚新聞』にしては珍しく、ミュージシャン・インタビューですよ〜!

大塚新聞
「どうもこんにちは! 今日はよろしくお願いします」

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東さん
「こんにちは! こちらこそよろしくお願いします」

大塚新聞
「セカンド・アルバム『37.2℃』、聴かせてもらいました。ちょっと椎名林檎さんっぽい、ヒリヒリとした感触がありながら、優しくキュートな歌声とメロディがグッと胸に迫る曲がたくさん詰まっていますね。この作品、『155万人の引きこもり予備軍に贈る』というテーマが掲げられていますが…?」

東さん
「はい。実はわたし、イジメが原因で高校を中退し、2年間引きこもりを経験しているんです。今は、音楽や素晴らしい人たちとの出会いのおかげで外にも出られるようになったんですけど、周りを見渡すと、当時のわたしみたいに本当は外に出たくなかったり、一人で過ごしたいと思っていたり、毎日を何となく憂鬱に感じている人って、すごく沢山いるように感じて。そういう人たちに、わたしが音楽で『生きる勇気』をもらったように、わたしも勇気を与えたい…って言ったらおこがましいですけど、寄り添える存在になれたらな、って思ったんです」

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大塚新聞
「そうだったんですね。自分で音楽を作ろうと思ったキッカケは?」

東さん
「高校はずっと行っていなかったんですけど、大学に合格してからは社会に復帰しようと思って。でもなかなか馴染めずフラストレーションが溜まることが多かったので、思ったことを日記に吐き出していたんですね。それを歌詞にしてみようかなと思ったのがキッカケです」

大塚新聞
「どんな音楽に影響を受けました?」

東さん
「一番影響を受けたのがレディオヘッドです。2003年のサマーソニックのライブが衝撃的で…」

大塚新聞
「あれ、僕も観ましたよ。素晴らしかったですよね。一生記憶に残るライブの一つです」

東さん
ですよね!あとはウィーザー、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー、デス・キャブ・フォー・キューティー、イールズとか。他にもダイナソーJr.、ピクシーズのような轟音オルタナロックも好きです」

大塚新聞
「なるほど! イロメガネのサウンドの端々に、そのあたりの影響を感じます」

東さん
「本当ですか? 嬉しいです!」

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大塚新聞
「ところで、引きこもっていたときって、どんな気分でしたか? 『このままでいられるなら、それでいい』って思っていたのか、『本当は外に出たいのにそれが出来なくて辛い』っていう気持ちだったのか」

東さん
「わあ、初めてそんなこと聞かれました。そのときは…外に出たくなかったです。例えば電車に乗っていて、お年寄りに席を譲らない人を目撃するだけですごく傷ついて、絶望して、「もう外に出たくない!」ってなっていたんですよね。外に出て刺激を受けることが、とにかく耐えられなくて。ファーストミニアルバム『お花畑に連れてって』の中に、“なによりも、へいおんを。”という曲があるんですけど、《ずっと刺激を受けずに平穏に生きていたい》っていう歌詞なんです。自分の中で、『平穏に生きたい』っていうのはずっとテーマですね」


*“なによりも、へいおんを。”PV

大塚新聞
「外に出てみようと思ったのは、どんなキッカケで?」

東さん
「『大学に行きたい』と思って予備校に通い始め、大学受験をしたことがキッカケですかね。もしかしたら、大人になるにつれて外に出られるようになったのかもしれません。あと、レディオヘッドのライブを見て、『傷ついたっていいんだ』って思えたことも大きいです。それまではずっと、『傷つく自分が悪いんだ』って思っていたんですけど、トム・ヨーク(レディオヘッドのヴォーカル)は傷つくことで、『美しさ』と『強さ』を見せてくれた。『傷ついてもいいじゃん!』っていうふうに、180度気持ちが切り替わったのはそのおかげかも」

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*ファーストミニアルバム『お花畑につれてって』

大塚新聞
「引きこもっていても、ライブには行けたんですね!(笑)」

東さん
、そういえばそうですね(笑)。引きこもり時代も、どういうわけかライブにはよく行っていました」

大塚新聞
「音楽が、東さんにとって外と繋がるためのコミュニケーションツールなんですね」

東さん
「きっとそうだと思います。最初のアルバムを出した時も、一人で名古屋などへ挨拶回りをしてきたんですけど、両親は、引きこもりだった私にそんな行動力が出てきたなんて『音楽やっていてよかった』って喜んでいました(笑)。自分でも、音楽をやっているから出来るんだろうなって思います」

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*セカンド・ミニアルバム『37.2℃』

大塚新聞
「ところで、『37.2℃』というタイトルはどういう意味ですか?」

大塚新聞
「私の大好きなフランス映画『ベティ・ブルー / 愛と激情の日々』の原題なんです。“こわい”という曲のPVは、この映画の主演女優ベアトリス・ダルの写真を撮影現場に持って行って、『こういう風にしてください』ってお願いしました(笑)」

大塚新聞
「本当に好きなんですね!」

東さん
「はい! すごくイビツな恋愛を描いているんだけど、でも美しくて純粋で。大人なのに幼くて…。自分が今回作った曲も、歪な恋愛をテーマにすることが多かったので、この映画からたくさんインスパイアされました。あと、37.2℃って女性が一番妊娠しやすい体温らしいです。ちょっと微熱を帯びている感じが、エモーショナルな楽曲の雰囲気にも合っているのかなって思います」


“こわい”PV

大塚新聞
「さて、9月9日に『大塚Hearts+』でおこなわれるワンマンライブに向けて、最後に意気込みをお願いします!」

東さん
「はい。ぜひ私の演奏を生で見て欲しいですし、生で伝えたい。音楽を通してみなさんと会話がしたいです。今回、スタッフに無理を言って、CD『37.2℃』をお買い上げのお客様は無料で入場していただけるようにしました。ですので、ぜひCDを持っていらしてください。会場でも売っていますので、その場でCDを買ってくださった方も無料でご入場できます!」

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イロメガネこと東亜優さん、今日はありがとうございました! 9月9日は「大塚新聞」もぜひ伺いたいと思います〜!

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2016.9.9(金)
イロメガネ『37.2°C』リリースツアーファイナル(ワンマンライブ)

「大塚Hearts+」
OPEN 18:30 / START 19:30
料金 : イロメガネ『37.2°C』ESRR-0003 こちらの商品をどこの店舗で購入したかに関わらず、ご予約の上、当日CDを持参頂ければ2Drink代のみでご入場頂けます。(当日おひねりBOXを設置いたします、それぞれのお気持ちでお好きな金額を入れていただければ幸いです。)
当日券(CDをお持ちでない方) ¥3000 (+1D)
サポート・・・Gt.中平智也(ローザ・パークス、I love you orchestra)、Ba.横山渉(2090)、Key.石原剛志、Dr.中川航(ヘンレの罠、プラグラムハッチ、他)

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