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美味しい料理と美味しい日本酒を楽しむ、大塚ならではのイベントに行ってきた! (前編)

以前紹介した、飲食店『都電テーブル』で、5月16日(月)に素敵なイベントが開催されました。

その名も…

『竹の露酒造 相沢さんと白露垂珠をたのしむ会 @都電テーブル』

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はい、「酒造」と聞いてピンときたそこのアナタ、正解です。
山形県鶴岡市にある『竹の露酒造』の蔵元、相沢政男さんを「都電テーブル」にお呼びして、銘酒「白露垂珠」と美味しい料理の組み合わせをみんなで楽しんじゃいましょう! という、日本酒をどこよりも美味しく飲める街、大塚ならではのイベントだったのです。

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最近、日本酒にハマりかけている『大塚新聞』グルメ担当といたしましては、行かないわけにはいかないでしょう???

というわけで、今回はそのレポート記事です!

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入口で参加費5000円を払って店内へ。テーブルにはお品書きと、可愛らしいお猪口が用意されています。もう、この時点で期待値MAX状態!

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こちらが蔵元の相沢政男さん。この日のために山形からお越しくださった相沢さん、自らウェルカムドリンクの『純米 超にごり スパークリング』を注いで回ってくださいました。これがまた美味! フルーティーな甘みと、シュワっとした炭酸のコンビネーションがたまりません。

『竹の露酒造』は、1858年(安政5年!)に、山形県鶴岡市羽黒町の「猪俣新田」で、初代金野岩治氏により創業された酒蔵。竹林に囲まれたその場所で、地場産米にこだわった酒造りを150年以上も続けていらっしゃいます。2002年(平成14年)には、地下300mの水晶地層帯から湧き上がる「月山深層無菌高水素シリカ波動超軟水」の採掘に成功! この月山同源水で栽培される、地場産の「庄内在来酒米100%酒蔵」となったそうです。

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しかも、このお水、酒蔵としては日本で唯一「生水のままでの販売」が許可されているとのこと。今回は、このお水を「なごみ水(和らぎ水)」(いわゆるチェイサーですね)としてお出しいただきました。日本酒と1対1で飲むことで、あまり酔っ払わずに済むわけです。先ほどのウェルカムドリンクと合わせると、今宵は9種類の日本酒を飲むわけですからね!

さっそく料理が出てまいりました。

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《其の壱》
アスパラガスとうるい酢味噌添え(山形 鶴岡)
純米吟醸 美山錦55

アスパラガスと、ウルイ(オオバギボウシの若葉)という山菜は、『竹の露酒造』と同じ山形県鶴岡市が産地です。ウルイの、野草ならではの「苦味」を「旨味」に変えてくれるのが、グルタミン酸を豊富に含んだ純米吟醸の「美山錦55」。シャキシャキとした山菜の食感を味わい、口の中に苦味が広がったところで「美山錦55」を飲むと、コク=旨味が一気に広がるのがわかります。

そう、古くから日本酒は「食事と一緒に楽しむこと」を前提に作られており、それが今、若い女性を中心に再発見されてブームになっているんですよね。

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なので、「日本酒の会」に欠かせないのは「美味しい料理」。ここ「都電テーブル」では、ほとんどすべてが早稲田にある「こだわり商店」から食材を取り寄せていて、目白にある飲食店「なるたけ」のオーナー馬場祐介さんと、「都電テーブル」のスタッフによって考案されたメニューが出されているのです。もちろん、今日のお食事も「こだわり商店」から仕入れた食材。つまり、「竹の露酒造」と「こだわり商店」と「都電テーブル」による夢のコラボレーション企画、というわけなんです。

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こちらが「こだわり商店」のオーナー、安井浩和さん。産地直送、無添加にこだわった食材は、安井さん自らが日本全国を飛び回り、実際に食べて美味しかったものだけを集めています。

さてさて、続きましては…

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《其の弐》
揚げ出し豆腐(東京 檜原村)
ミラクル純米 出羽の里77

東京の檜原村というところの「ちとせ屋」さんの豆腐は、都電テーブルの通常メニューでも必ず付く定番の味。ふわふわとしつつも、ねっとりとしたコクを感じさせる食感が特徴です。揚げ物に合わせる日本酒、ということで、相沢さんがチョイスしたのは「出羽の里77」。シャープなコクが味わえる、新ジャンルの辛口純米酒です。これは、ウェルカムドリンクのときにいただいた「純米 超にごり スパークリング」と同じ仕込みなのだそう。

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ところで、日本酒の銘柄の最後に付いている数字ってなにかご存知ですか?
日本酒好きの方には「釈迦に説法」かもしれませんが、この数字は精米度合いを表しているのだそうです。「精米」とは、「玄米を白米にする作業」のこと。籾(もみ)から取り出した状態の玄米には糠(ぬか)が付いていますが、これを削って白いお米にするわけですね。
で、例えばこの「出羽の里77」は、「出羽の里」という品種のお米を使ったお酒であり、精米の段階で玄米を23パーセント削って、77パーセント残しているということですね。『竹の露酒造』さんで、もっとも削っているのが「雪女神39」という、本日の最後に登場するお酒。外側の61パーセントは「糠」として取り除いているわけです。米は中心になればなるほど、デンプン比率が高まり、逆に、たんぱく質や脂分、ミネラルが減ってくる。中心に多いのは「デンプンの結晶体」で、その純粋な結晶体を求めていくと、どんどん削ることになります。有名な「獺祭」は、23パーセントという日本最高の精米度合いを誇っているのだとか。

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なるほどなるほど、勉強になるなあ(だんだん酔っ払ってきたけど)

* 「後編」に続きます!

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