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全国のカレーマニアが足繁く通う、インド創作料理のお店『カッチャルバッチャル』へ行ってきました!

こんにちは〜
「大塚新聞」グルメ部担当です。

大塚には、全国の「カレー通」が唸る、本格的な「創作インド料理」のお店があるのをご存じですか?
その名も「カッチャルバッチャル」

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そう、インド料理グルメはみな、口を揃えて「大塚といえばカッチャルバッチャルだよね!」って言うくらいの名店で、いつ訪れてもお客さんで賑わっている場所なんですよ。

大のカレー好きであるグルメ部は、以前からこちらのお店に取材したいと思っていたのですが、ついに満を持しての登場です!

大塚新聞」
「こんにちは〜!」

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店長の田村修司さん
「こんにちは! 今日はよろしくお願いします」

大塚新聞
「こちらこそ、この日を楽しみにしていました。『カッチャルバッチャル』さんは2010年の暮れにオープンしたお店ですが、店長さんはそれまで南インド料理の名店『ダバインディア』にいらっしゃったんですよね?」

店長さん
「そうなんですが、実はその前から色んなインド料理のお店で働いていまして。インドに2年間、滞在していたこともあるんです」

大塚新聞
「そうなんですか! インドは料理の修業で行かれたのですか?」

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店長さん
「いや、単なるバックパッカーとしてです(笑)。実は、インド料理を始める前は絵を描いていまして、新宿にある造形学校に通いながら芸大を目指していたんです。そのころ、親父に連れて行ってもらった『新宿ボンベイ』で食べたサグチキン(ほうれん草とチキンの)カレーに衝撃を受けて。それまで日本のカレーしか知らなかった高校生には、ちょっとしたカルチャーショックですよね。それで、芸大の道を三浪で落ちたときに諦め、『新宿ボンベイ』で働き始めたのが、そもそものインド料理との出会いなんですよね」

大塚新聞
「うーむ、なんて運命的な。インド旅行は『新宿ボンベイ』で働き始めてから?」

店長さん
「そうです。23歳の頃で、当時はまだ絵描きの夢を諦めきれずにいて、バラナシのガンジス川を見たり、アジャンタ・エローラ石窟へ行って写生したりしていました。2年間放浪して、日本に戻ってからは『ダバインディア』の系列店である『グルガオン』で働き、そこで接客や経営全般、将来お店を持つためのノウハウなどを、『ダバインディア』『グルガオン』を経営している社長から学びました。その社長との出会いが大きかったと思いますね」

大塚新聞
「それで、自分のお店を出店したのですね。大塚を選んだ理由は?」

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店長さん
「二十歳の頃は漠然と、カウンターだけの『美味しいカレー屋さん』っていうイメージを思い浮かべていたのですが、銀座のお店に勤めているうちに、『お酒を置くのは大事だよな』と考えるようになって。それで、いま自分が住んでいるところから通うことをイメージして、上野〜池袋の間で物件を探していました。結局、いろいろ偶然が重なって大塚になったのですが、ここにして正解だったと思います」

大塚新聞
「というのは?」

店長さん
「いわゆる繁華街だと家賃も高いし激戦区じゃないですか。それよりは、ちょっと外れたところで地域密着型のお店にしたほうが、自分には向いていると思ったんですよね。それと、これは出店してから知ったことなんですけど、大塚ってお酒好きの人たちが集まる街なんですよね。つくづくよかったなあ、と。お店の規模としても、このくらいのこじんまりとした感じでやりたかったのでちょうどよいですし」

大塚新聞
「ほんと、運命ですねえ。『カッチャルバッチャル』の料理のコンセプトは? いわゆる通常の北インド料理や南インド料理とは少し違いますよね?」

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店長さん
「最初は、『スパイス居酒屋』というテーマで、もっとカレー色が薄かったんですよ。でも、いわゆるカレー好きの方たちの情報網ってすごくて(笑)、『ダバインディア』にいたやつが、新しくお店を出したぞっていうのが、あっという間に知れ渡ったんですよね。で、そういう方たちのご要望にも応えたいなと思って、カレーをはじめインド料理をメインにすることにしたんです。そうなる前は、『しめ鯖』とか出してました(笑)」

大塚新聞
「ほんとですか! それまたレアですね。食べてみたかったなあ(笑)」

店長さん
「変化球的なことは、今後も時々はやりたいですけど、基本はインド料理を中心に展開していくつもりです。『カッチャルバッチャル』のインド料理は、おっしゃるように『創作料理』が2割、北インド料理が8割という感じです。南インドの要素は、ほとんどないかな。北インド料理の代表格である、タンドール料理を出したくて、タンドール(窯)を導入しましたから。タンドールは場所を取るし、これを入れた時点でほぼ北インド料理に確定しましたね」

大塚新聞
「そういえば『29 ROTIE』さんにはタンドールがありました!」

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*「29 Rotie」さんのタンドール窯

店長さん
「あ、『29 ROTIE』さんは知り合いですよ。店長さん、お店を出す前はよくうちに来てタンドールを観察されてました(笑)」

大塚新聞
「そうだったんですねえ。ところで、『カッチャルバッチャル』の創作料理の部分はどういうところ?」

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店長さん
「インドのスパイスだけでなく醤油を使ったり、ホタルイカの肝を一緒に煮込んだり、いわゆる和のテイストを織り込んでいるところですかね」

大塚新聞
「どれも美味しそうですよねえ。人気メニューというと、その辺ですか?」

店長さん
『バターチキン』『チーズクルチャ』ですね。うちは20代、30代の女性客が7〜8割と多いのですが、ほとんどのお客様がこの2品を求めていらっしゃいます。あ、年配のサラリーマンのお客様も大歓迎ですので、お気軽にいらしてください!(笑)」

大塚新聞
「ではでは、いよいよ料理の方をお願いします! 僕は以前、いただいた『チキンアッチャリーカレー』(1000円)をまた食べたいのですが…」

店長さん
「かしこまりました! ではまず、こちらのサラダから。『タコとひよこ豆のサラダ』(600円)です」

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大塚新聞
「おお、タコが大きい!プリプリしてて歯応え抜群ですね! そしてひよこ豆の甘みと苦みが絶妙なコントラスントになっています。ボリューム満点だし美味しい〜!」

店長さん
「ありがとうございます。では、続いて人気メニュー『チーズクルチャ』(580円)。クルチャは、小麦粉から作られた発酵パンの一種で、インドではナンやチャパティに並んで定番のメニュー。そこにチーズを入れ込んであって、とろっとろで美味しいですよ」

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大塚新聞
「うおー、これはパン好きチーズ好きピザ好きにはたまりませんな! 単品でもイケるしカレーにつけても絶対美味しいと思う!」

店長さん
「はい、お待たせしました『チキンアッチャリーカレー』です。青唐辛子のピクルス入りで、鶏の骨つき肉が入ったスープ風のカレーです」

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大塚新聞
「これ、本当に大好きなんですよね。様々なスパイスの味がブレンドされてて、ピクルスの酸味もあって。骨つき肉もとってもやわらかくて、骨まで食べてしまいそう(笑)。かなり辛口なんですけど、発汗作用を促してくれて、夏でも冬でも食べたい一品! 何度食べても美味しい〜!」

店長さん
「ありがとうございます。『チキンアッチャリーカレー』は僕のオリジナルなので、そういっていただいて嬉しいです」

大塚新聞
「でも、ほんっと、つねに満席状態で、予約を入れないとなかなか入れませんよね。そこまで人気店になったのは何故だと思います?」

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店長さん
「ありがいことです。その理由をずっと考えているのですが、『居心地のいい空間』を目指しているからではないかと。『料理が美味しい』というのは大前提かもしれないのですが、味覚は十人十色のところもあるじゃないですか。若い女性と年配の男性では全然違うだろうし。なので、とにかく居心地がよく、日常を忘れて料理を楽しんでいただける空間…というのを第一に心がけています。例えば、『いかにもインド料理!』な内装とか、BGMはなるべく避けたりとか。それが伝わっているのでしょうかね。正直、駅からもそんなに近くない店だし、看板も分かりづらいのに(笑)、来ていただけているのは本当にありがたいです」

大塚新聞
「そういう、隠れ家っぽい感じも功を奏しているのかもですね。最後に、今後の展望をお聞かせいただけますか?」

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* 開発中の新メニューも、ちょっぴり試食させてもらっちゃいました!

店長さん
「オープン当初からやりたかった、『スパイス料理とお酒』というコンセプトで、もう少しメニューを増やし、営業時間も伸ばしたいです。そのためにもスタッフを増やしたい。今、せっかく来ていただいたお客さんを断ることが多くなってしまているので」

おお、それは嬉しいです。これからの『カッチャルバッチャル』さんも楽しみにしています。
今日はありがとうございました〜!

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「カッチャル バッチャル」
03-5954-5551
京都豊島区南大塚3-2-10 林ビル 2F
営業時間
[月〜土] 18:00〜24:00(L.O.22:30)
夜10時以降入店可
定休日
日曜日

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