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こだわり抜いた本格的な珈琲専門店であり、ベトナムのディープな情報発信源でもある喫茶店『BABROS COFFEE』

こんにちは〜「大塚新聞」のグルメ担当です。
みなさんは、コーヒーはお好きですか?
僕は1日に何杯も飲んでしまうくらい、コーヒー大好き人間です。

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東京メトロ「新大塚」駅から徒歩1分のところに、本格的な珈琲を出してくれるお店があるのはご存知でしょうか。こちらの『BABROS COFFEE』は、ベトナムが大好きというオーナーが経営している、隠れ家的な珈琲専門店なのです。

噂によれば、こちらのオーナーは大のベトナム好きで、美味しいベトナムコーヒーやベトナムカレーも出してくれるそう。ベトナム好きのオーナーが経営する珈琲専門店?ますます気になる! というわけで、早速行ってきました。

こんにちは〜!

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山岡さん
「こんにちは〜! 先日はどうもでした」

こちらが店長の山岡さん。そう、実はこちらのお店、タブラ奏者の指原さんとギャラリー園の勝俣さんが主催するUSTREAM番組『ギャラリー園の もやいぶね』に、大塚新聞のライターが出演したとき場所を提供してくださったのです。その節は大変お世話になりました! 今日は「BABROS COFFEE」さんのことを、たっぷり紹介させてください!

大塚新聞
「店長さん、こちらのお店はいつ頃オープンしたのですか?」

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山岡さん
「実は、今の名前『BABROS COFFEE』になったのは1年前なんです。それまでは、親父が江東区門前仲町で経営している珈琲専門店の、いわゆる《暖簾分け》という形で営業していました。そこから計算すると9年目になりますね」

大塚新聞
「おお、二代続けて珈琲専門店を営業しているのですね。すごい! やっぱりコーヒーへのこだわりも強いのでしょうね!」

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山岡さん
「そうですね。豆を取り寄せ、自家焙煎して、お客様の好みにあったコーヒーを探し、普及させていくことを目的としたお店なので、確かにこだわりはあります!」

大塚新聞
「どんなこだわりがあるのですか?」

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山岡さん
「ここ数年は『ダークロースト』といって、カプチーノやエスプレッソに使う深煎りの豆が主流なんですよ。いわゆる酸味の少ないタイプですね。でも、我々が取り扱っているのは『ミディアムロースト』。それほど深煎りではなく、酸味がしっかり効いたタイプです」

大塚新聞
「コーヒーの酸味って、結構ニガテな人が多いですよね。それで『ダークロースト』が主流なのかなって思うのですが」

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山岡さん
「そうなんですよね。でも、実はコーヒーの酸味ってとても重要な要素なんですよ。上質なコーヒーは酸味も上質ですし、それぞれの豆の美味しさは酸味と苦味と甘みのバランスで決まっているんですよね。特にキリマンジャロやモカ、ガテマラといったストレート豆は、ブレンドとは違って一つ一つの個性がどーん! と前に出てくる。初めてコーヒーを飲む人は、それで戸惑ってしまうことが多いのですが、そこに慣れていただくとコーヒーの味の違いをもっと敏感に感じ取れるようになるはずです」

大塚新聞
「そうなんですね! 実は僕も酸味がニガテだと思ってたんですけど、それって先入観もあったのかな。もしかしたら、あまり質の良くない酸味を飲んでしまったのかもしれないですね。でも、店長のお話を聞いていたら、なんだかミディアムローストを挑戦してみたくなりました」

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* お店の二階は隠れ家的な空間。最高にくつろげます!

山岡さん
「是非とも一度、先入観を捨てて挑戦してみてください。当店では上質な豆しか入荷していないし、焙煎も新鮮な状態を常にキープしておりますので。それで、上質な酸味を飲んでいただければ違いをわかっていただけると思います。そこから、《好みの酸味》を探す旅に出ていただきたい!(笑)」

大塚新聞
「おお! それはハマっていきそうですねえ。新しい扉が開きそうです! ところで、食べ物のメニューはどんなものがありますか?」

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山岡さん
「一番よく出るのはトーストセットなんですけど、ベトナムカレーも人気です。実は当店のベトナムカレーは、ベトナムに住む友人からレシピを教えてもらったんです。ホーチミン市の某一流ホテルでオーナーシェフをやっている人なんですけど、『レシピ教えて』って頼んだら、『いいよ』って(笑)」

大塚新聞
「おお! それはすごい。どんな味なのですか?」

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山岡さん
「基本はタイカレーにとてもよく似ています。ココナツミルクも入っていますし。ただ、タイカレーよりは辛さが控えめかも。具は鶏肉とサツマイモが中心。サツマイモは煮る前に素揚げをしていますので、煮崩れしないし味もギュッと凝縮しているんですよ」

大塚新聞
「うん! すんごく美味しい! 鶏肉は柔らかいしサツマイモの旨味もたまりませんね。確かにタイカレーよりも甘めですが、あとからトウガラシの風味がピリリと効いてきますし、パクチーの香りもいいアクセントです。ところで、『BABROS COFFEE』という名前の由来は? とてもユニークな響きですよね?」

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山岡さん
「僕の造語です(笑)。《BA》はベトナム語で《3》、《Bos》は英語で《兄弟》のこと。つまりは《三兄弟》という意味。というのも、オープン当初は兄弟3人で協力しながらお店を回していたんです。今は僕が経営しているんですけど、《三兄弟》の名残は残しておきたかったんですよね」

大塚新聞
「なるほど〜。それにしても、先ほどからベトナムの話がちょいちょい出てますが、店長は無類のベトナム好きなんですよね。基本、『BABROS COFFEE』は珈琲専門店ですが、ベトナムのコーヒーやカレー、他にもベトナム焼酎やベトナムビールなど、随所にベトナムを忍び込ませています(笑)」

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山岡さん
「そうなんです。僕は小さい頃から映画や写真が大好きだったんですけど、13歳の時にベトナム戦争を舞台にした映画を沢山見ていくうちに、どんどんベトナムのことを好きになってしまい。石川文洋さんの写真に衝撃を受けてからはベトナム一辺倒になりました(笑)。これまで20回くらいベトナムを訪れているし、そのうちの1回は1年間滞在してみました」

大塚新聞
「へ〜! ちょっとしたベトナム通ですね!」

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山岡さん
「そうですね、ベトナムに関しては22年以上勉強しているので、知識はそれなりにあると思います。1年滞在していた時は、ベトナムの63省全てをバイクで旅して写真を撮ったり、現地の政府主導でイベントや写真展をやったりしていたのですが、それでツテも沢山できました。ジャーナリストや大学教授から、問い合わせを受けたこともしょっちゅうありますよ。学術研究などはしていないけど、現地に入り込んでどこにでも行けるようになったため、政府公安から、マフィアまで友達がいるんです(笑)」

大塚新聞
マ、マ、マフィアまでっ!!!!????」

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山岡さん
「ダークな世界も知ってる。リアルなベトナムの世界につながっているんです」

大塚新聞
「いやあ、《好き》という気持ちを突き詰めるって、尊いことなのですね…!」

山岡さん
「まあ、それを信じてここまで来ましたからね、お金も相当つぎ込みましたけど(笑)。怖い思いをしたこともありますよ。山岳地帯をバイクで移動したのですが、50キロの距離の中で100回くらい土砂崩れが起きていました。片側は崖で、もう片側は濁流が流れる川という雨の中、土砂崩れを避けるように泣きながら走った(笑)。あのときは死も覚悟しましたね〜」

大塚新聞
「さらっとおっしゃってますが…よく生きて戻られました(涙)。きっとベトナムの嫌なところ、うんざりするような部分も沢山見てきたと思んですけど、それでも好きなのはなぜ?」

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山岡さん
「ベトナムはもう、ティーンエイジャーの頃から憧れて憧れて、20年憧れ続けてきたから、もう僕にとっては理想の地なんですよ。幻滅することもたくさんあったけど、それを通り過ぎると、そんじょそこらの嫌なことくらいじゃ全然めげない。もう、好きとかどうかも分からなくなってくるというか、気づいたらベトナムにいるみたいな。行かずにはいられない、ライフワークみたいなものですよね」

こだわりのコーヒーを扱う専門店でありつつ、「隠れたベトナム情報発信源」でもあるBABROS COFFEE。コーヒーがお好きな方も、ベトナムのディープな情報を求めている方も、是非一度訪れてみてください〜!

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バブロス コーヒー (BABROS COFFEE)
東京都豊島区南大塚2-14-6
03-5976-8831
営業時間
[火〜土] 10:00〜23:00
[日] 10:00〜19:00
夜10時以降入店可、日曜営業
定休日: 月曜日

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