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「東京大塚阿波おどり」を盛り上げる阿波おどりチーム「新粋連」。彼らのリハーサルに潜入取材!

いや〜、暑い日が続きますね。みなさん、夏バテや熱中症など大丈夫ですか?
水分をこまめにとって、乗り切っていきましょう!

さて、大塚では毎年この時期になると、駅前にピンクの提灯がズラ〜ッと並びます。そう、もうすぐ「東京大塚阿波おどり」が開催されるんですよ〜!! わーい! わくわく!

第43回目の開催となる今年は、
8月22日(土)午後16時30分から。
21日(金)の前夜祭は、午後17時から南大塚ホールにておこなわれます。

さて、そんな大塚の祭典を盛り上げてくれる、強力な阿波おどりチームを今回はご紹介します。その名も…
新粋連(しんすいれん)

1995年に誕生し、今年で20周年という節目の時期を迎えた由緒正しい連=チームです。2010年には、徳島県で開催される「はな・はる・フェスタ阿波踊りコンテスト」に初出場を果たし、県外の部で第三位という快挙を成し遂げ、2012年には技能賞、そして2013年にはなんと、県外の部で優勝に輝いた実績を持っています。すごい!

というわけで、今回はそんな新粋連のリハーサルに潜入。連長の三田昭人さんにお話を聞いてまいりました。

こんにちは〜!って、おお! 早速練習が始まってる。

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場所は南大塚ホールの一室。18時半頃から徐々に連員が集まり始め、19時過ぎからの全体練習に向けて個人練習、グループ練習が自主的におこなわれていました。

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大塚新聞
「みなさん、本当に熱心に練習されていますね。実際、本番というのは年に何回くらいあるものなのですか?」

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三田さん
「今年はちょっと回数を減らしているのですが、それでも平均すると1年を通して20回から30回、ほぼ毎週のように祭りへと参加していますね。もちろん、7月8月はピークで、秋には南大塚地域文化創造館(練習会場)の文化祭や、特別養護老人ホームのイベントへボランティア参加させていただいているんですよ」

大塚新聞
ええええ!!!そんなに頻繁にやっているんですね! それは本格的ですねえ。もともと三田さんが、阿波おどりをやろうと思ったのにはどんなキッカケがあったんですか?」

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三田さん
「小学校低学年の頃は大塚の地元連に入っていました。親が祭り好きだったのもあって、ほとんど無理矢理参加させられていましたね。まあ、行けばアイスやジュースももらえるし…みたいな感じで。僕、すごい恥ずかしがり屋で、人前で何かをするなんてことが大の苦手だったんですけど、不思議と阿波踊りだけはそういう感覚にならなかった。祭りの夜に、友だちと会う特別な雰囲気も大好きだったんですよね」

大塚新聞
「そんな三田さんが、ご自身で連を立ち上げようと思ったのは?」

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*こちらを向いて指導されているのが三田さん

三田さん
「子供の頃はそれこそ隅の方で踊ってたのが、思春期になると重要なポジションを与えられて。そしたらさらに楽しくなって、のめり込んでいったんですよね。だけど、それまで目標にしていた先輩たちがいなくなって、自分たちが先頭に立つようになると、今度は踊りそのものが伸び悩む時期に突入するわけです。『これ以上、どうしたらいいんだろう』って思って」

大塚新聞
「それで、都内の阿波おどりの聖地、高円寺へ勉強しに行ったのですね?」

三田さん
「そうです。そのうち、自分自身の表現をやってみたいという気持ちがフツフツと湧いてきて。『だったらいっそ、自分の連を作ってしまおうと」

大塚新聞
「メンバーはどうやって集めたのですか?」

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三田さん
「最初は地元の幼馴染とか、同級生とか、あるいは職場の人とかに、とにかく声をかけまくりました。彼氏彼女も一緒に参加してもらうようにススメたり(笑)。ネットが普及してからは、SNSでも募集をかけています。そんな集まりだから、まったくの初心者も当然いる。踊りも楽器も、初めてからのスタートでした」

現在、連員は全部で50人くらい。教員の三田さんのほか、職人さんや税理士さん、サラリーマンの方、マッサージ師や理学療法士、はたまた女優さんなどもいます! 阿波おどりという共通項がなければ、絶対にありえない交流がたくさん生まれたそうです。

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三田さん
「現在は、中学一年生から連員を募集中です。上限はもうけていなくて、今、新粋連には90歳の方もいらっしゃいます! 現役の踊り子では、全国を見渡しても間違いなく最高齢ですね!」

大塚新聞
「今年で20周年とのことですが、活動をしていく中で、ターニングポイントとなったのは?」

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三田さん
「新粋連を始めた頃は、ちょっとマニアックで変わったリズムをやりたくて、通常の“チャンチャリンコ、チャンチャリンコ”っていう二拍子ではなく、“チャカチャカ、チャカチャカ”っていう一拍子だったんですが、誰もが知ってる二拍子をマスターしようと思い、途中で一拍子から二拍子に転向しました」

大塚新聞
基礎中の基礎ができてこそ、と」

三田さん
「ええ。最初は大変でしたねえ。10年もずーっと一拍子をやってきたので、二拍子のリズムに慣れるまでに3年はかかった」

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大塚新聞
「ええっ!? 3年? それはすごいですね」

三田さん
「しかも、攻撃的な一拍子を得意とするからこそ、うちらを好きでいてくれた人たちなどは、方向性がガラッと変わったことで、離れていってしまったし、メンバーも、『本当に、わたしたちこれで良かったの?』って思い始めて」

大塚新聞
「うーん、まさにターニングポイントだったのですね…」

三田さん
「そこをなんとか乗り越えて、ようやく二拍子がカタチになりだした頃に、周りもまた注目してくれるようになって。それまでの一拍子の要素も、チョコチョコと加えながら、新粋連なりのオリジナルリズムを編み出して行きましたね」

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大塚新聞
「これまでの歩みがあったからこそ、新粋連だからこそのオリジナリティですよね、まさしく」

三田さん
「そうですね。今思えばよかったな、と」

大塚新聞
「阿波おどりの魅力って、ズバリなんでしょう?」

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三田さん
「一見、単純な振り付けに思うかもしれませんが、追求し始めたらゴールはないところですかね。間口は広く、すぐに覚えてその場で盛り上がれもするのですが、ちゃんと『見せられる』内容にするためには、相当な練習や試行錯誤は必要ですし、連によっても全然違ってくるんです。そこが魅力ですね」

大塚新聞
「では最後に、大塚新聞の読者へメッセージをお願いします!」

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三田さん
「今年で新粋連は発足20周年。11月にはそのお祝いイベントもありますので、興味のある方は是非入連して、是非そこでみんなで一緒に踊りましょう!」

三田さん、ありがとうございました! 「東京大塚阿波おどり」楽しみにしています!

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新粋連
活動、入連に関するお問い合わせなどは、下記URLへ
http://www.shinsuiren.com/top.html

「東京大塚阿波おどり」
開催日程:平成27年8月22日(土)午後16時30分〜20時00分(予定)荒天時中止
会  場:南大塚大通り 大塚駅前 周辺商店街
【前夜祭】:8月21日(金)午後5時〜  南大塚ホール

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