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ビールを飲みながら気軽に外国語を学べる語学バー、「Speak Easy」で国際交流しませんか?

みなさんは、外国語って得意ですか? 
もし道端で外国人に話しかけられたら、気後れせずに対応できたりします??

僕はといえば、英語でカタコトの挨拶くらいしか出来ないくせに、好きなバンドを追っかけて海外まで行くような無茶な人間なのですが、そのたびに「英語をもっと話せるようになりたい」「いろんな国の人たちと、もっとたくさんコミュニケートしたいなあ」という思いを募らせています。

By the way、なんと大塚には、外国語を無料で教えてくれる「語学バー」があるんです! ビールを飲んで(酒の力を借りて?)、異文化コミュニケーションを気軽に楽しめるなんてすごい!

そんなわけで、さっそく行ってきました〜!

駅から徒歩30秒(!)の雑居ビル3階にあるのが、語学バー「Speak Easy」です。ドアを開けてびっくり! 金曜日の夜ということもあるけど、店内には大勢の日本人と外国人が、楽しそうに談笑しています。割合で言うと半々くらい? しかも、外国人の女の子が多いのが印象的。こういうところって、ナンパ目的の外国人男性しかいない…ってことがよくあるけど、「Speak Easy」は全く違うようです。

鈴木庸介さん
「この店を拠点に、大塚を『健全な六本木』にしたいと考えているんですよ」

そう話してくださったのは、このお店のオーナーであり、株式会社「TOKYO STAY」の代表取締役である鈴木庸介さん。立教大学で講師をされたり、国土交通省関東運輸局の「関東観光まちづくりアドバイザー会議」で委員を務められている人。ポロシャツの似合う爽やかイケメンで、お顔をお見せできないのが残念です。

鈴木さん
「僕は生まれも育ちも大塚なのですが、海外に一度留学し、帰国して今の会社TOKYO STAYを立ち上げました。当時、海外では普通に浸透していたにもかかわらず、日本ではまだまだ馴染みのない業態の一つが『シェアハウス(ゲストハウス)』だったんですよ。そのコンサルティング会社を始めることにしたんです」

海外の映画やTVドラマを見ると、シェアハウスやゲストハウスを舞台にした物語がたくさん描かれているように、欧米では様々な方法で共に暮らす仲間を募り、刺激し合いながら新しいライフスタイルを紡いでいく文化があります。

そういえば、以前「大塚新聞」でも紹介したROYAL ANNEX青木純さんも、シェアハウスを積極的にサポートされていました。しかしまだまだ日本では少数派。入居者側からも、オーナー側からも、「いい人にめぐり合えるだろうか?」「トラブルが心配」といった声は多くあがります。

鈴木さんの経営するTOKYO STAYは、そんな両者の声に耳を傾けつつ、不動産会社と提携しながらベストな住まい環境を提供する会社なのです。

鈴木さん
「ここ『Speak Easy』は、シェアハウス(ゲストハウス)で暮らす人たちにとってのコミュニティーツールとして、今から4年ほど前にオープンしました。私どもは語学学校『大塚外語学院』も運営しているのですが、そこの生徒さんたちが、もっと“生の外国語”に触れる機会を作ろうという目的もあったんです。今ではバーの方が有名になっちゃいましたね(笑)。色んな国の友だちを作りたい、もっと外国語を話したいという人が、どんどん集まってきてきていますよ」

語学バーというだけあって、曜日ごとのカリキュラムもちゃんとあります。月曜日がロシア語、火曜日がフランス語、水曜日がイタリア語・スペイン語、木曜日がドイツ語、金曜日が英語…というふうに、毎日違う言語が無料で習えるというのが最大の特徴。もちろん、ドリンク代はちゃんと払いましょうね(笑)。

さて、こちらのウクライナ美人はインナ・ペテレンコさん。「TOKYO STAY」ゲストハウス事業部のシェアハウス事業部長で、最近までNHKラジオの『まいにちロシア語』で先生もやっていた方です。

大塚新聞
「インナさん、このお店では具体的に、どうやって語学を教えているんですか?」

インナさん
「例えばロシア語を教える月曜日は、簡単な会話例をプリントした用紙を、来店された方にお渡ししています。その用紙に書かれた文章を使って、お店に入るロシア人の講師やバーテンダー相手に、実際に会話してみる。スタッフだけでなく、ロシア人のお客さんも月曜日は来ているので、ちょっと声をかけて会話を練習してみてもいい。ロシア人の方も、日本に来たばかりで日本語が話せなかったり、日本人の友だちを作りたいと思ってたり、日本の情報が欲しかったりするんです。だから、彼らにとってもこのお店はうれしい場所なんですよね」

大塚新聞
「語学レベルはどんな感じですか?」

インナさん
「いろんなレベルの方がいらっしゃいます。それこそ初心者の方がふらっと来ることもあるし、辞書や教科書片手に真面目に勉強しにくる方もいらっしゃいます。すでに留学を考えていて、生の情報を集めて話し込んでいる生徒さんも。ですからスタッフとしては、すべてのレベルの人たちが楽しめるように気をつけていますね」

大塚新聞
「でも日本人ってシャイじゃないですか。例えば一人でふらっと遊びに行っても楽しめますか?」

鈴木さん
「そこはもう語学バーとして、お越しになったお客様には話すキッカケをキチンとご提供するように心がけてます。一人で来た方には、必ずその曜日の言語(あるいは英語)でスタッフが話しかける。それはお店のルールとして徹底しています。ですので、一人でお越しいただいて全く問題ありません。地元の大塚に愛されるのが一番なので、女性一人でも、ぜひぜひいらしてください。そういえば、『東京 女の子が一人で行ける店』という本に、このお店を紹介してもらったこともあります。嬉しいですよね。女性が一人で来られる外国人バーって難しいじゃないですか」

インナ
「一人で来られた方が、ここでお友だちを作って一緒に旅行へ行ったりしていますよ」

鈴木さん
「このお店をオープンしてから、国際結婚した夫婦が16組いらっしゃいました。僕が知っているだけでもそれだけあるから、きっともっとあるんじゃないでしょうか。カップルも含めたらすごい数だと思います(笑)」

大塚新聞
「それはすごい!! 外国語が超、超、ちょ〜〜お初心者でも大丈夫?」

鈴木さん
「ぜひ。1杯飲んで、ちょっとリラックスすると話しやすいと思いますよ(笑)」

インナ
「恥ずかしいっていう気持ちも、すぐになくなります!」

大塚新聞
「特に人気の曜日は?」

鈴木さん
「月曜日のロシア語と、火曜日のフランス語は多いですね。もともと大塚に外国人が集まるっていう導線がなかったため、オープン当初はありとあらゆる色んなパーティーをやって人を集めました。思い出に残っているのは『哲学者パーティー』。東大が近いので、その学生と外国人に語ってもらう会を開いたんですよ」

大塚新聞
「大塚って外国人が多いなあって思ってたんですけど、その導線を作ったのは鈴木さんだったんですね!」

鈴木さん
「いえいえ。フランス人が増えたのは、神楽坂にあった学校(東京国際フランス学園)が、北区の滝野川に引っ越してきたのも大きな原因です。『大塚に住みたい』って思ってくれている外国人はたくさんいるんですが、まだまだ物件が追いついてない。あと、彼らが働けるようなお店や、お酒を楽しめる場所が、もっともっと増えたらいいなあと思っていますね。ここが12時閉店なので、そのあと結局みんな、六本木に流れちゃうんです。その日の夜を大塚で締める。そういう街にしたいです」

大塚新聞
「では、最後に鈴木さんの、今後の展望をお聞かせください」

鈴木さん
「外国人向けのホテルをやりたくて、物件を探してるところなんです。一棟貸しのオーナーさんで、もし少しでもご興味を持っていただいた方がいらしたら、ぜひぜひご連絡を!(笑) 今、どんどん人口が減っていく中で、外国からお越しいただく人は貴重な人材です。大塚が健全な六本木になるよう、これからも貢献していきたいです」

外国人と、気軽にお友だちになれる語学バー「Speak Easy」。大塚にまた、行きつけのお店が増えました〜!

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「Speak Easy」
東京都豊島区北大塚2-14-1 鈴矢ビル 3F
Tel. 03-3915-1099
info@speakeasy-tokyo.com

営業時間: 18:00〜翌0:00(L.O.)
定休日 :無休

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