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楽しみながら働きたい、そんな人たちが集まるコワーキングスペース「co-ba ROYAL ANNEX」の魅力とは?

先日ご紹介した、家庭の定食のような飲食店「都電テーブル」の記事は、おかげさまで大好評をいただきました。ありがとうございました〜!
で、実はあのお店が入っているビル「ROYAL ANNEX」には、なんとコワーキングスペース「co-ba ROYAL ANNEX(コーバ ロイヤルアネックス)」もあるんですよ。いつでも美味しい定食が食べられるお店が、すぐ隣にある「職場」なんて、最高じゃないですか??

でも実際、コワーキングスペースってどんなところなんだろう? 興味はあるけど、なんとなく足を踏み入れるのって緊張するな…っていう人も多いのでは? 実はワタクシもそうだったんです。なので仕事にかこつけ、どんな雰囲気なのか見てきちゃいましたー。

こんにちは〜。大塚新聞です…って、あれ?
思わず、前回と同じリアクションに。

青木さん
「どうもこんにちは」

どうもどうも、青木さんじゃないですか。はい、熱心な「大塚新聞」愛読者には説明不要かもしれませんが、念のため。青木純さんは、「都電テーブル」にもご登場いただいた、このビル「ROYAL ANNEX」のオーナー。カスタマイズ賃貸の第一人者として、TED x Tokyo2014に登壇するなど話題の大家さんで、生まれ育った豊島区を盛り上げ、メディアでも度々紹介されている方です。

大塚新聞
「こちらのオーナーもされていたんですね!」

青木さん
「はい。co-baというのは、渋谷でコワーキングスペースを始めた『株式会社ツクルバ』のブランド名なんです。ツクルバの経営者とは以前から縁があって、ちょうどこのビルの事務所スペースに空きがでたタイミングで、『ここをコワーキングスペースにしたらどうだろう』っていう話が出たんですね。ROYAL ANNEXは賃貸マンションなのですが、住まい手の中には、クリエイティブな仕事の方やご自宅で仕事をされている方もいらっしゃって。それならこの場所をまちに開いて、住まい手のみなさんとまちの人たちがつながる場所にしたらどうかなと思ったんですよね」」

大塚新聞
「カラフルな木材を活かした内装は、まるで積み木みたい! まさに工場(こうば)というか、子供の遊び場みたいで色んなアイデアが浮かんできそうです!」

青木さん
「実は、ここの内装も『都電テーブル』と同じように、ほとんど手作りなんです。せっかくROYAL ANNEXでやるのだから、作る瞬間も、色んな人に携わってもらおうと思って、3回にわたってワークショップを開催しました。マンションの住まい手はもちろん、その知人や友人の方、Facebookを通じて訪れてくださった方など、最終的には0歳児から70代の方まで幅広く参加してくださいました」

大塚新聞
「さすが、みんなを巻き込む天才・青木さん。オープンしてからちょうど1年くらいだそうですが、この場所ならではの特徴って、出てきましたか?」

青木さん
「ここは住宅街のど真ん中にあるので、『co-ba shibuya』などとは明らかに雰囲気が違いますね。都心だと、ECサイト経営者やアプリの開発エンジニアさんなどが多いと思うんですけど、ここはマンションの中ですし、向かいには幼児教室もあるのでお子さん連れで来られる方もいます。イベントも、そういった方々が気軽に参加できるようなものを開催しています。」

大塚新聞
「例えばどんなイベントですか?」

青木さん
『としまサロン』は、お母さんたちが“スキマ時間”を利用して、何かできる仕事がないか、“自分の特技探し”をしてもらう企画。例えば、まだ保育園に入れる前の段階の子育てをされていて、ずっと家の中にいることで孤独感やストレスを募らせてしまいがちな、若いお母さんには絶対ニーズがあると思ったんです。在宅ワークではなく外に出ることで、気分転換にもなるし、同じ悩みをかかえるお母さんどうしで情報交換もできます。予想通り、参加募集を開始して1日たらずで定員枠が埋まりました」

大塚新聞
「それはすごいですね! 」

青木さん
「それから『としまおやこさんぽ』。これは、豊島区の認可保育園で働いていた相原里紗さんとのコラボイベントで、co-ba ROYAL ANNEXを拠点に親子でまちを散歩するというものです。参加者のお子さんを隊長にみんなで探検をするのですが、家の中だけでは見えないお子さんの新たな一面を知るきっかけにもなっているようです。としまおやこさんぽは毎月、平日の日中に開催しています。」

大塚新聞
「楽しそう! 青木さんは、お母さんたちが、積極的に外へ出られるキッカケを模索されているんですね」

青木さん
「はい。例えば出産して復職しても、希望の役職ではなくなってしまい、時短勤務で会社に申し訳ないと思うようになって、辞めてしまうお母さんってけっこういると思うんです。そういう人たちが、もう一度チャンスをつかむステージに、このco-ba ROYAL ANNEXがなったらいいなって」

大塚新聞
「それを、楽しみながら探していくっていうのがいいですよね」

青木さん
「楽しいものからしか、何事も芽生えないと思うんです。お母さんたちが、まず一歩外に出て、その時間を楽しむ。その中で自分を知り、お互いを知る。『この人と、何か一緒にできるかもしれない』って思うのは、そういう瞬間じゃないかと」

大塚新聞
「青木さん自身も、『お母さんたちのために〜』と言いつつ、ご自身が楽しんでいるように見えます(笑)」

青木さん
「やっぱり、自分自身が面白い、気持ちいいと感じたことは、他の人も価値観を感じてくれるんですよね。常々思っているのは、『みんなのために〜』は、誰のためにもならないということ。『誰かのために〜』と思ってやるのは辛いし、息苦しいし、続かない。このco-ba ROYAL ANNEXも、誰かのためにやっているのではなく、自分たちが仕事場として気持ちよく使っているところを、みんなで使っちゃおうみたいな。『僕らが気持ちいいと思ったオフィスは、誰かも気持ちいいはず!』っていうところから始まっているんですよね」

大塚新聞
吉沢萌さんは、ROYAL ANNEXに引っ越したのが縁で、青木さんの会社『メゾン青樹』に転職されたそうですね。現在はここco-baの女将(管理人)をされているそうですが、実際に利用者の間で、ここから新たな仕事が生まれたりしたこともありますか?」

吉沢萌さん
「はい。会員さんと一緒に立ち上げた「としま会議」というイベントは毎回前売チケットが売り切れてしまう人気企画です。また、会員さんには1スペースずつ本棚を使っていただき、お互いの本を自由に手にとれるようにしてあるんですけど、その書棚を通じて会員さん同士の交流が生まれたりしていますね。書棚に自分の作品を展示しているイラストレーターの方がいて、その作品を見た会員の方から『イラストが描ける人を探しているので、この方を紹介してくれませんか?』といった問い合わせをいただいたこともありますよ」

大塚新聞
「へえー! 本棚って、その人の趣味趣向が表れるから、それを見て『この人と仲良くなりたい』『一緒に仕事をしたい』ってなる可能性もありますよね。わー、なんだかわくわくしてきますね」

青木さん
「この1年間、いろいろ大変でしたが、やってみて良かったと思ってます。おそらく、賃貸マンションだけやってたら絶対に知り合えない人たちと沢山知り合えましたから。こうやって、大塚新聞さんとご縁ができたのもそうですし

大塚新聞
う、嬉しいです!僕らも仲間に入れてくださいっ!」

青木さん
「是非(笑)。僕らが目指している世界観は、『暮らす』『子育てする』『働く』、それらが全て近接エリアになっていく、『職育住接型の暮らし』なんです。地域の人やモノを知って、それが自分ごとになっていくと楽しいですよ。何か新しい仕事をやろうと思った時に、すぐ近くの人の顔が浮かぶし、その人たちと一緒に仕事してるのか、遊んでるのかわからない感覚になってくる(笑)。そんな暮らし方が理想だなと思っています。自分は大家もやってるから、豊島区にどんどん魅力的な人が集まり始めているのが嬉しくて。仕事でやってるんだけど、結果的に仲間が増えていってる。それが今一番の楽しみですね」

自分の「たのしい!」が誰かの「たのしい!」とつながって、「しごと」になっていく。co-ba ROYAL ANNEXは、そんな可能性に満ちた素敵な場所。興味のある方は、ぜひ一度足を運んでみては?

co-ba ROYAL ANNEXの日常 from メゾン青樹 on Vimeo.

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co-ba ROYAL ANNEX
東京都豊島区東池袋2丁目6−2ロイヤルアネックス203
03-5960-5771
利用時間、料金などはこちら
※要事前予約、平日9:00〜18:00のみ受付

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